Beep Keyboard
このアドオンにより、ユーザーは、いくつかのキーボードイベントでビープ音が鳴るようにNVDAを設定出来ます。
機能
このアドオンは、NVDAのキーボードの動作において次のような機能を提供します:
- caps lockがオンになっている時に、大文字でビープ音を鳴らします: もしこの機能が有効になっていると、NVDAは大文字を入力した時とcaps lockがオンになっている時に、ビープ音を鳴らします。大文字間違いをこれ以上しないように!
- shiftが押されている時に、文字を入力するとビープ音を鳴らします: この機能では、NVDAは、shiftキーが押されている時に文字を入力すると、ビープ音を鳴らします。
- トグルキーの変化でのビープ音: この機能では、NVDAは、トグルキーがオンになる時に高い音のビープ音を鳴らし、トグルキーがオフになる時に、低い音のビープ音を鳴らします。Windowsにはコンピュータの簡単操作センターに用意されたトグルキーのビープ機能があることに留意して下さい。ラップトップキーボード配列設定を使用しない場合は、この元々の機能が良好に動作します。
- トグルキーの変更の通知: 「トグルキーの変化でのビープ音」がオンの時のみです。NVDAがトグルキーの状態を通知するのを有効または無効に出来ます。
- 特定の文字でのビープ音: 高度な設定で設定したすべての文字でNVDAがビープ音を鳴らします。
- パスワードフィールドでのビープをしない: この機能は、セキュリティ上のリスクを避けるために、初期設定で有効になっています。パスワードフィールドでビープ音を聞きたい場合は無効にして下さい。
要求事項
NVDA 2018.2以降が必要です。
インストール
NVDAアドオンとしてインストールして下さい。
使用方法
機能を有効または無効にするには、NVDAの設定に行き、beep keyboardカテゴリーを選択して下さい。このカテゴリーで、このアドオンによりサポートされる全ての機能を設定出来ます。
- 「caps lockがオンの時に大文字でビープ音を鳴らす」は初期設定で有効です。
さらに設定が必要な場合は、次のオプションを含む、高度な設定ダイアログを開いて下さい:
- shiftが押されている時に無視される文字: ここの全ての文字が、shiftを押されている時に、ビープしないように無視されます。例えば、タブの「\t」、キャリッジリターンの「\r」などの、エスケープシーケンスも設定出来ます。
- 次の文字で常にビープ音を鳴らす: NVDAがビープを鳴らしてほしい文字をここに設定します。例えば、タブの「\t」、キャリッジリターンの「\r」などの、エスケープシーケンスも設定出来ます。
- トーンの選択設定: 全てのトーンのパラメータを設定出来ます。一つ選択し、次のテキストボックスでパラメータを設定します。選択を変更すると、NVDAは、現在選択されているトーンをダイアログで設定されている現在のパラメータでビープ音を鳴らします。
- トーンのピッチ: 現在選択されているトーンのピッチ
- トーンの長さ: 現在選択されているトーンの長さ
- トーンの音量: 現在選択されているトーンの音量
- テストトーン: このボタンを押して、現在設定されているパラメータでテスト再生
- OKボタンを押して設定を保存、またはキャンセルで設定を破棄します。