Check Input Gestures
- 作者: Oleksandr Gryshchenko
- バージョン: 1.0
- NVDA 互換性: 2019.3 以降
- ダウンロード 安定版
NVDAとアドオンの、入力ジェスチャーの重複を見つけて、修正します。一般的な用語として、「入力ジェスチャー」は、キーボードコマンド、点字キーボードから入力されるコマンド、タッチスクリーンのジェスチャーを含みます。
インストールされたアドオンそれぞれは、NVDA設定に対して変更を行い、入力ジェスチャーを追加したり、既存の入力ジェスチャーの再割り当てをしたり出来ます。もし、同じジェスチャーが複数の機能に割り当てられている場合、そのうちのいくつかを呼び出せないことになります。
重複ジェスチャーの検索
重複したジェスチャーを検出するには、NVDAメニューを呼び出し、「ツール」サブメニューに行き、「入力ジェスチャーを確認」、そしてメニュー項目「重複ジェスチャーを検索」を実行します。
その後、NVDAで使用されている全ての入力ジェスチャーが、次の順序で確認されます:
- グローバルコマンド;
- グローバルプラグイン。
もし同じ入力ジェスチャーに異なる機能に割り当てられているのが検出されると、別のダイアログボックスにそれらのリストが表示されます。
選択されたリスト項目でエンターキーを押した後、対応するNVDA機能が選択されて、標準の「入力ジェスチャー」ダイアログで開かれ、割り当てられたジェスチャーを削除または再割り当て出来ます。
備考:ご存知のように、文字での表現を持たない機能は、「入力ジェスチャー」ダイアログに現れません。よって、そういった要素を選択すると、そのような警告が表示されます。
表現のないジェスチャー
文字表現のない機能に割り当てられたジェスチャーのリストを見るには、それらがNVDA設定にある場合、NVDAメニューを呼び出し、「ツール」サブメニューに行き、「表現のないジェスチャー」です。
このような機能は、標準のNVDAの「入力ジェスチャー」ダイアログには現れません。割り当てられたジェスチャーを消したり再割り当てしたりすることはやはり出来ません。
ヘルプ
このヘルプページを見る1つの方法は、NVDAメニューを呼び出し、「ツール」サブメニューに行き、「入力ジェスチャーの確認」、「ヘルプ」を選択します。
備考: アドオンの全ての機能がNVDAの「入力ジェスチャー」ダイアログに表示されています。自分用のキーボードショートカットをそれぞれに割り当て出来ます。
貢献者
このアドオンを開発、翻訳、維持するために努力されている全ての方に、大変感謝しています:
- Wafiqtaher - アラビア語翻訳;
- Angelo Miguel Abrantes - ポルトガル語翻訳;
- Cagri Dogan - トルコ語翻訳。
変更履歴
バージョン 1.0
- 重複した入力ジェスチャーの検索機能の実装;
- 文字表現のない機能に割り当てられた入力ジェスチャーの検索機能の実装。
アドオンのソースコードの変更
このレポジトリをクローンして、NVDA Check Input Gesturesに変更を加えることが出来ます。
サードパーティへの依存
これらをpipでインストールすることが出来ます:
- markdown
- scons
- python-gettext
配布のためにこのアドオンをパッケージするには
- コマンドラインを開き、このレポジトリのルートディレクトリに変更します
- sconsコマンドを実行します。生成されたアドオンが、エラーがなければ、現在のディレクトリにあります。