Clock and calendar Add-on for NVDA
- Authors: Hrvoje Katić, Abdel and NVDA contributors
ダウンロード 安定版
NVDA互換性: 2019.3以降
このアドオンは進化した時計、アラームタイマー、カレンダー機能をNVDAで利用可能にします。
WIndowsが初期状態で提供する以外のフォーマットで、時間と日付をNVDAが通知するように設定出来ます。さらに、現在の日、週番号、今年の終わりまでに残っている日数が得られ、特定の間隔での自動時間通知も設定出来ます。また、このアドオンに搭載されているストップウォッチとアラームタイマー機能があり、ファイルのコピー、プログラムのインストール、料理といった課題の時間を測ることが出来ます。
備考:
- このアドオンを更新としてインストールすると、インストールプロセスの間、ウィザードは古い設定が新しい物に互換しているか検出し、インストール前に修正を提供します。それを確認してOKボタンを有効にするだけです。
- On Windows 10以降では、ストップウォッチとタイマーを管理するのに、アラームとクロックアプリを使用出来ます。
キーコマンド
- NVDA+F12で現在の時刻を取得
- NVDA+F12を2回素早く押す: 現在の日付を取得
- NVDA+F12 を3回素早く押す: 現在の日付、週の番号、現在の年、年の終わりまでの残り日数を報告
- NVDA+Shift+F12: クロックレイヤーに入る
割り当てられていないコマンド
次のコマンドは初期設定で割り当てられていません; もしこれらを割り当てたい場合、入力ジェスチャーダイアログを使用してカスタムコマンドを追加します。そうするには、NVDAメニュー、設定、そして入力ジェスチャーを開きます。Clockカテゴリを展開し、以下のリストから割り当てられていないコマンドの位置を見つけ、「追加」を選び、使用したいジェスチャーを入力します。
- 次のアラームの前の経過と残りの時間。このジェスチャー素早く2回押して次のアラームをキャンセル。
- 現在鳴っているアラーム音を停止。
- スケジュールアラームダイアログボックスを表示。
レイヤーコマンド
レイヤーコマンドを使用するには、NVDA+Shift+F12を押し、次のキーのうちの一つを押します:
- S: ストップウォッチを開始、リセット、停止
- R: リスタートせずにストップウォッチを0にリセット
- A: 次のアラームまでの経過と残り時間を得る
- T: スケジュールアラームダイアログを開く。
- C: 次のアラームをキャンセルする
- スペース: 現在のストップウォッチまたはカウントダウンタイマーを読み上げ
- p: アラームが長すぎる時に、停止出来るようにする
- H: レイヤーコマンドの全部のリストList all layered commands (ヘルプ)
設定と使用方法
Clockの機能を設定するには、NVDAメニュー、設定(P)、設定(S)を開き、Clockパネルから次のオプションを設定します:
- 時間と日付の表示形式: NVDA+F12を1回または素早く2回押した時に、それぞれ、NVDAがどのように時間と日付を通知するのか設定するのに、これらのコンボボックスを使います。
- 間隔: このコンボボックスから時間通知間隔を選択します(オフ、10分、15分、30分、1時間ごと)。
- 時間通知(間隔がオフでない時に有効): 読み上げと音、音のみ、読み上げのみから選択します。
- 時計チャイム音 (間隔がオフでない時に有効): 時計チャイム音を選択します。
- 静かな時間 (間隔がオフでない時に有効): 自動時間通知が起きてほしくない、静かな時間範囲を設定するのにこのチェックボックスを選択します。
- 静かな時間の時間形式(静かな時間が有効な時に有効): 静かな時間オプションがどう表示されるかを選択します(12時間または24時間形式)。
- 静かな時間の開始と終了時間: 時間と分のコンボボックスから、静かな時間と分の範囲を選択します。
アラームをスケジュールするには、NVDAメニュー、ツールを開き、アラームをスケジュールを選択します。ダイアログの内容は次の物を含みます:
- アラームの長さの単位: アラーム/タイマーの長さを、時間、分、秒で選択します。
- 長さ: 上に記載の単位でアラームの長さを入力します。
- アラーム音: 再生されるアラーム音を選択します。
- 停止と一時停止ボタン: 長いアラーム音を、停止または一時停止します。
OKをクリックすると、メッセージが現在選択されたアラームの長さを通知します。