Columns Review
Columns Reviewは、リストのNVDAの動作を拡張するアドオンです。
この機能は、以下を含みます:
- 列見出し及び/または内容の動作をカスタマイズ(使用可能な動作は読み、コピー、スペル、ブラウズモードで表示);
- 列を10個間隔で循環する機能;
- 見出し管理を簡略化(マウスクリック);
- (現在の項目の相対位置での要求に応じた読み上げ(つまり、項目10個のうち7個目);
- (テンキーを使用、または使用しないようにカスタマイズ出来るジェスチャー
- リストが空の時に「0項目」と通知(残念ながら、Win 8/Win 10のフォルダーでは動作しません);
- 全てのサポートを読み上げ;
- 選択された項目の報告(数と項目名);
- リスト検索(もしチェックされている/サポートされている場合、項目の複数選択の状態で)。
ジェスチャー
列、見出し、そして位置についての初期設定のキーは、NVDA+controlですが、アドオン設定からカスタマイズ出来ます(「入力ジェスチャー」ダイアログではありません!)。
キーボードが、いくつかのキーの組み合わせを使用するのに問題があるかもしれないことに留意して下さい。ですので、全てのアドオンジェスチャーを試し、より良い結果となるように調節して下さい。
テンキーモード、キーボードレイアウト(テンキーなし)、そして列についての4つの可能な動作でのアドオン設定も参照して下さい。
- NVDA+control+数字1から0 (キーボードモード)または1から9(テンキーモード): 初期設定では、1回押すと選択された列の読み上げ、2回押すとそれをコピー;
- NVDA+control+テンキーマイナス(テンキーモード): キーボードモードでのNVDA+control+0のように、10番目、20番目、等、の列の読み上げまたはコピー;
- NVDA+control+- (キーボードモード、EN-US配列): 10個以上の列のリストで、間隔を変更して列を11から20、21から30、など(最後の文字を、配列に従って、設定から変更して下さい);
- NVDA+control+テンキープラス(テンキーモード): 前のコマンドのように動作;
- NVDA+control+enter(テンキーモードではテンキーエンター): 見出し管理を開く;
- NVDA+control+delete(テンキーモードではテンキーデリート): 現在の相対項目位置を読み上げ(例えば: 項目10の7);
- 矢印とNVDA+tab(空のリストで): 「0項目」のメッセージを繰り返し;
- NVDA+下矢印(デスクトップ配列)またはNVDA+a(ラップトップ配列): 全て読み上げを開始(このジェスチャーは、「入力ジェスチャー」/「システムキャレット」の下の元々の項目に依存します);
- NVDA+shift+上矢印(デスクトップ配列)またはNVDA+shift+s(ラップトップ配列): 現在選択されているリスト項目の数と名前を報告(カスタマイズには、前のコマンドのようにして下さい)
- NVDA+control+f: 検索ダイアログを開く(カスタマイズ不可);
- NVDA+f3: 前に入力したテキストについて次を検索(カスタマイズ不可);
- NVDA+shift+f3: 前を検索(カスタマイズ不可)。
サポート
このアドオンは、よく使用されるリスト(下記を参照)と、いくつかの特定のアプリケーションについて、一般的なサポートを提供します。主要な作者(Alberto Buffolino)は、作者が使用しない、Outlook, Windows Mailのようなアプリケーションについては、互換性/機能性を保証出来ませんが、それらのユーザーとのコラボレーションや、それらについてのプルリクエストを受け取れたらうれしく思います。
サポートされているリストは:
- SysListView32;
- DirectUIHWND(64ビットシステムに存在);
- WindowsForms10.SysListView32.* (.NETを使用するアプリケーション);
- RSSOwlnixにあるような複数列ツリービュー;
- Mozillaテーブル(典型的には、Thunderbirdのメッセージリスト、スレッドのグループ化をサポート)。