Debug Helper

• 作者: Luke Davis
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このアドオンの目的は、NVDAでのデバッグをより簡単にすることです。新しい機能が、ユーザーによる提案を元に追加されます。電子メールや、フィードバックまたは機能アイディアについてのGitHub issuesを歓迎します。

キーコマンド

• NVDA+Shift+F1: NVDAログに記号行を挿入します。

説明と使用方法

コマンドキーを押すと、アドオンはNVDAのログに次のような行を挿入します（情報レベルにて）。

-- Mark 1 --

また、次のように報告します:「マーク1記録!」

またキーを押すと、次のようになります。

-- Mark 2 --

そして、「マーク2記録!」と読み上げられます。

例えば、いくつかのタスクをしようとしているとしましょう。そしてその時、NVDAログに長いエラー内容が生成されることを知っているとします。ログの関連箇所をメーリングリストまたはNVDA GitHub issue trackerに投稿するとします。しかしながら、ログ全体から関係する内容を見つけるために探すのは望まないと思います。そこで、最初のエラーの原因になることをする直前に、マーク1を挿入するのにこのアドオンを使います。もし、他の何かがさらに、または違う種類のエラーを生成することを知っている場合、そのエラーを前の物と区別するために、他のマークを挿入するか、または、「これは私がマーク3でやったことで、何かエラーが起こります」と言えます。他の例:何かのアプリケーションを使っている間に、エラーの原因となる何かが起こります（恐らくWindowsのエラー音を聞きます）。前に戻って後でそのエラーを見つけたいと思います。しかし、途中で作業をやめて今すぐにログを保存するのは嫌だとします。そこで、このアドオンを使用して、ログにマークを挿入します。この時、ログではマークが、エラーの前ではなく、後に現れます。しかし、どちらの方法でも、そのマークが、ログの重要な部分に絞り込むのを助けてくれます。

上記のマーク行は、メモ帳またはNotepad++のようなテキストエディタの検索コマンドで簡単に検索出来ます。さらに、初期状態では、上記のそれぞれのマークの上には、空白行が挿入されます。空行をマークの後に入れることも可能です。空白行はNVDAのログビューアー、または他のテキストエディタを使用している時、特定のマークを見つけるのに矢印キーでログを上下に読みたい時に便利です。ログを素早く移動しながら、読み上げられる大量のテキストから、「ブランク」という言葉を見つけ出すのは簡単です。もし矢印キーをかなり速く動かしていて、1行以上の空白行が必要である場合は、設定で調整出来ます。

備考: マークのカウントは、プラグインの再読み込み（NVDA+control+F3)まで残りますが、NVDAを再起動すると1に戻ります。

設定:

NVDA設定の設定セクションで、「Debug Helper」カテゴリを見つけられます。設定ダイアログにて、それぞれのマーク行の前と後ろに挿入される空白行の数を変更出来ます。初期設定は、前に1行、後ろに0行ですが、いずれにも0から10行を使用出来ます。NVDAの入力ジェスチャーパネルのツールカテゴリでは、NVDA+Shift+F1を、あなたの選んだキーの組み合わせに変更出来ます。

変更履歴

• バージョン 1.0.2 (2019-08-28)

  • 翻訳とコードのクリーンアップ。

• バージョン 1.0.1 (2019-08-26)

  • いくつかのWindowsのバージョンでのインストールの問題を修正したと思われる軽微なバグの修正のバージョン。

• バージョン 1.0 (2019-08-22)

  • 最初のリリース。次の機能を含む:

    • ログ（情報レベル）に数字付きのマーク行を生成する機能。
    • それぞれのマーク行の前と後ろに0-10個の空白行を追加する機能。
    • NVDA設定ダイアログシステムを介した設定。