IndentNav

  • 作者: Tony Malykh
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このアドオンにより、NVDAユーザーは、インデントレベルまたは行、パラグラフの段落をたどることが出来ます。ブラウザでは、すばやく画面左端から同じオフセットのパラグラフを見つけることが出来ます。例えば、コメントの階層木のレベル1のコメントです。また、多くのプログラム言語のソースコードを編集している時も、同じインデントレベルの行を移動することが出来ます。また、インデントレベルが高い行、低い行も同様に素早く見つけられます。

ブラウザでの利用

IndentNavは、画面の左端からのオフセットを利用してたどることが出来ます。特に、NVDA+Alt+下矢印または上矢印を押して、同じオフセットを持つ次または前の段落に移動出来ます。例えば、コメントの階層構造を見る時に、第一レベルのコメントの間を移動し、より高いレベルのコメントを飛ばすのに便利です。(例: reddit.com)

厳密には、IndentNavは、NVDAがツリーインターセプターオブジェクトを提供するどのアプリケーションでも使えます。

キーストローク:

  • NVDA+Alt+上矢印または下矢印: 同じオフセットの、前のまたは次の段落に移動します。
  • NVDA+alt+左矢印: 一つ少ないオフセットの、前の段落に移動します。
  • NVDA+A;t+右矢印: 一つ多いオフセットの、次の段落に移動します。

テキストエディタでの利用

IndentNavはまた、多くのプログラミング言語のソースコードを編集するのに便利です。Pythonのような言語は、適切にインデントされたソースコードを要求します。また、多くの他のプログラム言語でも、適切なインデントが強く推奨されます。IndentNavを使うと、NVDA+Alt+下矢印または上矢印で、同じインデントレベルの、次または前の行に移動することが出来ます。また、NVDA+Alt+左矢印で、親の行に移動出来ます。つまり、前の低いインデントレベルの行です。Pythonでは、現在の関数やクラス定義を見つけるのが簡単になります。また、NVDA+Alt+右矢印で、現在の行の最初の子へ移動することが出来ます。つまり、次の高いインデントレベルの行です。

NVDAが行のインデントを音で表すようになっている場合、IndentNavは、全てのスキップした行の音を素早く鳴らします。そうでない場合、スキップした行の数を大ざっぱに表すようにパチパチと音を鳴らします。

キーストローク:

  • NVDA+Alt+上矢印または下矢印: 現在のインデントブロック内で、同じインデントレベルの、前または次の行に移動します。
  • NVDA+Alt+Control+上矢印または下矢印: 同じインデントレベルの、前または次の行に強制移動します。このコマンドにより、必要に応じて他のインデントブロック(例えば他のPython関数)に移動します。
  • NVDA+alt+左矢印: 親、つまり一つ少ないインデントレベルの前の行に移動します。
  • NVDA+Alt+右矢印: 一つ目の子、つまり、同じインデントブロックの中の、一つ大きいインデントレベルの次の行に移動します。

リリース履歴

  • v1.2
    • 国際的なサポートを追加しました。
    • ソースファイルにGPLヘッダを追加しました。
    • 細かい修正
  • v1.1
    • 最初のバージョン