OCR

重要: NVDA 2017.3以降をWindows 10で使用している場合は、内蔵のWindows 10 OCRの使用を考えて下さい。

アクセシブルでないオブジェクトから文字認識(OCR)を使ってテキストを抽出します。Tesseract OCRエンジンを使っています。 文字認識を実行するには、オブジェクトナビゲーションで対象オブジェクトに移動し、NVDA+rを押してください。NVDA設定パネルに行き、OCR設定を選択して、文字認識の言語を設定できます。キーボードショートカットを"その他"のカテゴリーのNVDA入力ジェスチャーダイアログから再割り当て出来ます。

変更履歴:

2.1の変更点:

  • エディットフィールドで認識が実行される時、フォーカスを動かしたりまた戻したりせず、システムキャレットでナビゲートすることが可能になりました。
  • Tesseractのリリース情報が、フォーカスされたコンソールに書かれなくなりました。
  • テキストが認識されなかった時、そのことがユーザーに通知されるようになりました。
  • 目に見えないオブジェクトを認識しようとすることが出来なくなりました。
  • 画像をキャプチャするために、Pillowの代わりに、WXが使用されるようになりました。

2.0の変更点:

  • NVDA 2019.3以降に互換。
  • 異なる設定プロファイルで、違う認識言語を設定出来るようになりました。
  • OCR設定が、ツールメニューの中の別のダイアログからではなく、NVDA設定ダイアログから変えられるようになりました。