Screenshots wizard
- 作者: Javi Domínguez.
- ダウンロード 安定版, NVDA 2021.2 以降に互換.
このアドオンは、全画面または、オブジェクト、ウィンドウなどの特定の領域のスクリーンショットを撮るウィザードを提供します。これは、プリントスクリーンキーで動作します。プリントスクリーンキーは、標準のキーボードではたいてい、F12キーの右の3つのキーのグループの1つめのキーです。もし他のキーの方が良い場合は、NVDAの設定(P)の、入力ジェスチャーで設定できます。
ウィザードが呼び出されていると、仮想の四角形がフォーカスのあるオブジェクトの周囲に作られ、以下のようなキーボードコマンドが使用可能となります。
コマンド
- F1で基本コマンドのヘルプメッセージを表示します; 2回押すとそのドキュメントを開きます。
四角形の情報
キー1から7で、次の情報を提供します:
- 1: 左上と右下角の座標。
- 2: 四角形の大きさ、幅と高さ。
- 3: 参照しているオブジェクト。
- 4: 参照しているオブジェクトが占める四角形の比率。
- 5: 参照しているオブジェクトの一部が、四角形の外側である場合に、それを通知。
- 6: 四角形が前面のアクティブウィンドウの端を越えている場合にそれを通知。
- 7: 四角形が画面に占める比率。
スペースキーでこの全ての情報を続けて読めます。
オブジェクト選択
参照するオブジェクトは、画面上のオブジェクトで、常に四角形に区切られています。まず、このオブジェクトは、システムフォーカスのある物となりますが、以下のキーにより、他も選択することが出来ます。
- 上矢印: 現在のオブジェクトのコンテナを囲います。
- F: フォーカスのあるオブジェクトを囲います。
- N: オブジェクトナビゲータのあるオブジェクトを囲います。
- W: アクティブウィンドウを囲います。
- M: マウスポインタの下にあるオブジェクトを囲います。
- S: 画面全体を囲います。
下矢印キーで、これらの変更が取り消されます。
四角形のサイズ
四角形のサイズを、以下のキーで修正できます:
- shift+矢印で、左上角を移動:
- shift+上または下矢印で上端を移動、
- shift+左または右矢印で左端を移動。
- control+矢印で右下角を移動:
- control+上または下矢印で下端を移動。
- control+左または右矢印で右端を移動。
- control+shift+上矢印で四角形を広げる。この時、四隅全てが外側に移動。
- control+shift+下矢印で四角形を縮める。この時、四隅全てが内側に移動。
これらの動きのピクセル数を、ページアップ、ページダウンキーで変更できます。設定(P)にもあります。
四角形の大きさを変更すると、参照しているオブジェクトが変わることがあります。中心にあり、前面にあり、四角形の中で大きな領域を占めているオブジェクトを常に選択しようとします。オブジェクトが変更されると通知されます。
イメージのキャプチャ
エンターキーで、四角形によって区切られた画面のイメージをキャプチャします。ファイルに保存され、終了します。
エスケープキーでキャンセルされ、終了します。
設定
NVDAの設定(P)、オプションにより、次の設定が可能です:
- ファイルが保存されるフォルダ。初期状態はユーザーのドキュメントフォルダ。
- イメージファイルフォーマット。
- 保存後の動作(何もしない、フォルダを開く、またはファイルを開く)。
- 毎回の移動時のピクセル数。