Speech Logger

  • 作者:Luke Davis, また、James Scholesによる貢献と共に
  • ダウンロード安定版
  • NVDA互換性: 2019.3.1以降

読み上げのログをファイルに保存する NVDA アドオンです。ローカルマシンで生成された読み上げのログをテキストファイルに保存できます。NVDA Remote アドオンを介して受信したリモートマシンからの読み上げを同じ、または別のファイルに保存することもできます。

設定

To configure this add-on, open the NVDA menu, go to Preferences, then Settings, then Speech Logger (NVDA+N, P, S, then press S until you get there, on a default U.S. English keyboard). There is also an unassigned gesture in the Input Gestures "Configuration" category, which you can assign and use to quickly open the add-on's settings directly. Note: the add-on can only be configured while in the Normal Configuration profile of NVDA. The add-on is not profile-aware. If you can think of some use case that requires it to operate differently in different profiles, please contact the author or file an issue on the GitHub repo.

以下のような設定が可能です:

  • ログのディレクトリ。保存先のディレクトリを入力、または参照できます。ディレクトリはその時点ですでに存在する必要があります。システム変数として、%temp%, %userprofile%などを、このフィールドで使用できます。
  • ローカルログファイル名。作られたファイルは上記のディレクトリに入ります。ログモードになっている時の読み上げが保存されます。リモートログファイルについても同様です。こういったログ保存を使用しない場合は空白にして下さい。
  • リモートログファイル名。作られたファイルは上記のディレクトリに入ります。リモートログモードになっている時の読み上げが保存されます。ローカルログファイルと同様です。こういったログ保存を使用しない場合は空白にして下さい。
  • セパレータ。このコンボボックスで、使用可能な発話セパレータの1つを選択できます。詳しくは以下をお読み下さい。
  • カスタムセパレータ。このフィールドにより、カスタム発話セパレータを入力できます(以下参照)。コンボボックスで「カスタム」が選択されている場合に使用されます。
  • タイムスタンプモード。このコンボボックスでは、タイムスタンプなしと、それぞれのログセッションの開始と終了でのタイムスタンプとの間を選択出来ます。
  • Log speech during say-all (read to end) mode. This add-on logs speech generated when you press NVDA+DownArrow (NVDA+a in laptop layout). If you would rather not have that kind of narrative long reading logged, un-check this box.
  • Begin logging at startup. You can set this option to "Always", if you want speech to be logged automatically when NVDA starts. This only applies to local speech, and the default is "never".

発話セパレータ

NVDAがデスクトップを読んでいる時に、「ゴミ箱 55の1」のような読み上げをする時、2つの別々の発話と考えられます。1つ目は項目名で(この例では「ゴミ箱」)、2つ目はオブジェクトの位置情報(この例では「55の1」)です。

何を読んでいるか、そしてNVDAがどのように設定されているかで、1回の読み上げシーケンスで、複数の発話がされる場合があります。

標準のNVDAログのデバッグレベルでは、それぞれの別々の発話は、上記の例に書かれるように、2つのスペースにより分離されます。

スピーチロガーにより、NVDAと同じように(2つのスペースで)、または一つの適した代替文字(改行、カンマ、スペース、タブ、2つのアンダースコア)、または自分で選べるカスタム文字列で分けることが出来ます。

もし、例えば、発話セパレータを2つのドルマーク($$)にしたい場合、コンボボックスを「カスタム」にし、カスタムセパレータフィールドに"'$$'"(引用符なし)を入力します。セパレータを改行とタブにしたい場合、"\n\t"と入力できます。

ログの開始と停止

このアドオンは、初期状態で2つのジェスチャーが設定されています。これらは、NVDA入力ジェスチャーツールカテゴリで変更できます。「ローカルスピーチのログを切り替え」と「リモートスピーチのログを切り替え」を探して下さい。

  • NVDA+Alt+L: ローカル読み上げのログの開始/停止。
  • NVDA+Shift+Alt+L: リモート読み上げのログの開始/停止。

リモート読み上げのログについての注記

このアドオンは、NVDAリモートアドオンと共に動作して、リモート読み上げのログを出来るようになっています。

リモートセッションのログの開始は、実際にリモートセッションを開始するまで出来ないことにご注意下さい。例えば、ログを開始し、待機を開始し、待機中にリモートセッションを開始し、その後にログを開始する方法はありません。

しかし、一旦開始すると、リモートセッションの間、ログを続けます。

フィードバックと機能リクエスト

機能の提案やバグ報告を希望する場合、eメールでご連絡いただくか、issueを投稿して下さい。

いつものように、このアドオンが役に立っていることや、どのように使用しているかを教えていただけたら、ありがたく思います。