Tone Master
- Authors: Hrvoje Katić
- ダウンロード 安定版
- NVDA compatibility: 2019.3 and later
Tone Masterにようこそ! この小さなNVDAアドオンを楽しみのためだけに作りましたが、あなたにも使用して楽しんでいただければと思います。
私はいつも、NVDAのプログレスやエラービープをただ聞くよりも、NVDAで音楽を作りたかったです。けれど、それは簡単ではなかったので、より簡単にしたいと思いました。これがTone Masterを作った理由です。NVDAがモーツァルトやベートーベンの曲、またはローリングストーンズの大ヒットや、を演奏するのを聞くことが、あなたにとってどんな感じか想像してみて下さい。最終的な結果の音が古い携帯電話の着信音のようであったとしても、楽しいのではと思います。
Tone Masterはトーンシーケンスを再生するのをトーンデータファイルを使用して簡略化します。これらのファイルはテキストエディタで編集出来、NVDAで再生するために保存出来ます。説明をお読み下さい!
トーンデータファイル
Tone Masterで音楽を再生する前に、トーンデータファイルを作って読み込まなくてはなりません。トーンデータファイルは.tdf拡張子の単純なテキストファイルです。Tone Masterはこれらのファイルを処理してトーンシーケンスを再生するために使用します。Tone Masterでうまく再生出来るトーンデータファイルを作るには、以下の単純な規則に従って下さい。
- .tdfファイルのそれぞれの行は、コロン(:)で区切られた3つのパラメータを含まなくてはなりません。1つめのパラメータはトーンピッチ、2つめのパラメータはトーンの長さ、3つめはそれぞれのトーンの間の音のない時間です。3つのパラメータは全て特定のために必須で、そうでないとTone Masterはトーンデータを再生出来ません。
- ピッチと長さのパラメータは符号付整数型として記述されなければならず、音のないところは浮動小数点型実数値として記述されなければなりません。
- .tdfファイルの行の最初のハッシュ記号(#)は、コメントとして扱われ、Tone Masterにより無視されます。
例: 3つの音を順に再生
1500:100:0.5
1000:100:0.09
500:100:0.7
この例では、順番の最初の音は1500のピッチ、100の長さ、0.5の音のない部分があります。2番目の音のピッチは1000、長さは100、そして音のない部分は0.09です。順番の最後の音はピッチ500、長さ100、音のないところ0.7です。
Note, 音のないところのパラメータは音のないところがないと思っても、記述が必要です。もし記述がない場合、NVDAは次の音を前の音に上書きし、期待しない結果となるからです。これが必須とした理由です。
トーンデータファイルの構文についてよく知るために、このアドオンに含まれている一例のファイルを閲覧して編集してみて下さい。それは「tones」サブフォルダにあります。.あなたのtdfファイルもすべて同様に同じ場所になければなりません。
ショートカットキー
- Alt+NVDA+T: 全てOKであれば、現在読み込まれているトーンデータを再生します。
- Alt+Shift+NVDA+T: トーンデータを再生している場合、現在読み込まれているトーンデータの再生を停止します。
- Alt+NVDA+N: 新しい空白のトーンデータファイルをメモ帳で編集するために作成し開きます。
- Alt+NVDA+L: 読み込んで再生するために利用可能なトーンデータファイルの1つを選択するためのダイアログを開きます。
- Alt+NVDA+E: 現在読み込まれているトーンデータをメモ帳で編集するために開きます。
- Alt+NVDA+O: トーンデータファイルのフォルダを開きます。Tone Masterにより場所がわかるように、ファイルはそこに保存します。
その他
トーンデータファイルを作成、編集、読み込み、または、それらのファイルが配置されているトーンフォルダを開くのは、NVDA、ツールサブメニュー、Tone Masterサブメニューに行くことでも可能です。
新しいトーンデータファイルを作成するダイアログが表示されている時、名前は.tdf拡張子なしで入力します。拡張子はTone Masterにより自動的に追加されます。名前が記述されていない場合、Tone Masterは初期設定された名前「untitled.tdf」を使用します。Tone Masterは自動的に新しいファイルを作成して読み込み、編集のためにメモ帳で開かれます。新しいファイルの作成をキャンセルする時はファイル名のプロンプトでエスケープを押します。
備考: Tone Masterは、トーンデータファイルを編集するのにメモ帳を使用します。Windowsに最初から付いていて、どのコンピュータでも利用可能であるはずだからです。
トーンデータファイルを読み込むダイアログを開き、矢印キーを使用して読み込むファイルを選択し、エンターキーを押して下さい。読み込みをキャンセルするにはエスケープを押して下さい。
.tdfファイルのフォルダを開き、テキストエディタで読み込んで閲覧、編集出来ます。しかしながら、結果を急いで聞きたい時は、可能であればまずTone Masterにファイルを読み込むのを強くおすすめします。そして、ファイルを編集して、続きを保存して、それぞれの保存後は再生コマンドを使用して最終的な結果を聞くことが出来ます。
Changes for 1.5
- Fixed: Fixed compatibility issue with NVDA 2022.1 and later versions.
Changes for 1.4
- Fixed: Fixed compatibility issue with NVDA 2021.1 and later versions.
1.3の変更点
- 修正: より新しいNVDAバージョンでの互換性の問題を修正しました。
1.2の変更点
- 修正: 空のトーンデータを選択し、他のデータを選択し、再生しようとすると、トーンデータが再生されない結果となる、大きな問題に取り組みました。
1.1の変更点
- 追加: 新しいトーンデータファイルを作成し、編集のためにメモ帳で開くオプション。
- 追加: 現在読み込まれているトーンデータファイルをメモ帳で編集するオプション。
- 改善: エラーメッセージがユーザーにとってわかりやすくなりました。
- 改善: トーンフォルダを開く、トーンデータをメモ帳で編集する、といった一部のアドオンの機能がセキュアスクリーンで禁止されるようになりました。
- 改善: トーンデータの再生が停止すると、ユーザーがNVDAに通知されるようになりました。
- 修正: 1つ既に再生されている間の、トーンデータの再生の禁止。
1.0の変更点
- 最初のリリース。